今回の熊本地震の断層の「ずれ」ですが、縦方向にはっきり分かる写真が公開されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160501-00000008-asahi-soci.view-000
ここまで地面がずれている姿が見えるのは最近の地震では殆どないと言え、この地区では恐ろしい程の地盤の変化が起こったことが分かります。
今回の熊本地震の余震は1,100回に迫っており、マグニチュード上の規模は小さくなってきていますが、いまだに震度3クラスが起こっており、地割れがいまだ進んでいるとも言え、いつ地割れが収まるかわからない状態にありますが、以下の震源地を見て意外なことが分かります。
熊本と大分の地震の震源地の間に「空白域」があることです。
地盤(断層)が続いているのであれば、この「空白域」は存在しないはずだからです。
<地震分布図:7日間>
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja
一体この「空白地区」の地下はどうなっているのかですが、阿蘇山の噴火でこの断層が「分断されて」いるとも考えられれおり、これが安全なのか、それともマグマが地下にあるのかわかりません。