今回公表されました北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル発射実験を見て兵器の専門家は脅威を感じたはずです。
飛行距離
150メートル→30キロ
昨年の5月の模擬弾発射実験の際は150メートルしか飛ばせなかったものが30キロも飛行させているのです。
実戦配備には300キロ飛行させる必要があるとされていますが、近日中に燃料を満タンにして300キロ飛行に挑戦するのではないかとの見方もあり、仮にこれが成功しますと、北朝鮮はアジアで最強の潜水艦技術軍事技術持つことになります。
仮に、北朝鮮潜水艦が東京の沖合い300キロまで潜航して「核ミサイル」を発射すると脅してきた場合、 日本はどうするでしょうか?
ICBMも各地の地下基地に格納されており一度に全てを破壊することは不可能になっており、更に潜水艦版弾道ミサイルも登場したとなりますと西側は対応出来なくなります。
ところで、この一連の北朝鮮の技術は一体どこから来たのかですが、一部では東大、京大等で北朝鮮技術者が取得したとも言われており、日本が技術も資金も出していたとなるかも知れません。
今の北朝鮮の技術開発力はかなりの水準に到達しているとみて間違いなく、核弾頭も今や10発以上所有し年間数発製造していると言われてもおり、このままいけば北朝鮮はいずれ核弾頭をビジネスとして輸出することもあり得ます。
航空機や船舶では臨検が出来ますが、潜水艦で核弾頭を運べばわからないからです。
北朝鮮製の核弾頭を買いそうな国は複数あると言われており、核弾頭装備の潜水艦を一隻1000億円なら買うという国・勢力もあるかも知れません。
北朝鮮がここにきて自信を持って、ミサイル、核実験を相次いで行っているようにも見え、それだけ技術開発力が上がったと見れば、西側にとっては脅威以外なにものではありません。