国土地理院が発表しました観測結果では阿蘇山中岳火口付近は20センチから30センチ下降していると発表されています。
これが一体何を意味しているのかはわかっていませんが、阿蘇の地下で何かが起こっているのは確かであり、今、熊本・大分地震が収束しつつあるように見える中、阿蘇山の活動がどうなるのか警戒しておくべきだと言えます。
火口上部が沈下するということは地下のマグマ溜まりが低下したということになり、今度マグマがたまり続けるまで噴火はないとなるのか、それとも急激にマグマが上昇して噴火につながるのか誰にもわかりませんが、地下状況を観測できる方法は温泉の温度・質・水位が今回の地震の前と今とで違っているのかどうかであり、これらのデータを集めて観測をする必要があるかも
知れません。
熊本地震は地震など起こらないと言われていて突然大地震が起こりましたので、今度は何事もなかったかのように収束するのかも知れませんが、日々準備しながら自然と暮らすしかないのが我々人間であり、自然は恐ろしいものであると認識しておくべきなのかも知れません。