一般には報じられていませんが、世界の外交筋が注目しているイベントが5月にあります。
北朝鮮労働党大会です。
この5月に34年ぶりに開催される予定となっているのです。
この5月は伊勢志摩サミットが開催される予定となっており、今後このサミット前に北朝鮮とアメリカ・日本等との緊張が高まれば、
北朝鮮が伊勢志摩サミット会場に向けてミサイルを発射すると脅してくるのではないかという恐れも指摘されているのです。
アメリカを始め世界の主要先進国の首脳が集まる会場を北朝鮮のミサイルが標的にしてきた場合どうするでしょうか?
実施にはそのような脅しをすれば北朝鮮は自滅するのは自明ですが、イチかバチかの戦略で北朝鮮が脅しをする可能性も100%ないと言いきれず、仮に名古屋上空を通過するような形で北朝鮮がミサイルを発射した場合、日本の安全保障がおびやかされ大混乱することもあり得ます。
また、北朝鮮の潜水艦が一隻行方不明になっており、沈没したとの見方が強くなっていますが、仮に日本近海に潜伏しているとすれば、一大事となります。
日本近海には中国の潜水艦も出没しているとも言われており、人民解放軍の情報収集艦が東京湾の沖合に頻繁に来ていることもあり、
今後、北朝鮮・中国、そしてロシアがどのような動きをするのか、注意して見守っておくべきかもしれません。
34年ぶりに開催される北朝鮮労働党大会とサミット開催が重なりあう5月、そしてイギリスのEU離脱を問う国民投票が6月にあり、この5月、6月は気を抜けない2ケ月になると言えます。