解説:純金ウルトラハイリリーフ金貨 FS(ファーストストライク)につきまして

投稿者: | 2016年03月30日 08:00

純金ウルトラハイリリーフ金貨】には、「FS(ファーストストライク)」という鑑定がPCGS社によりされている金貨が存在しており、現在までに1,681回の鑑定回数となっています。

2009年1月から【純金ウルトラハイリリーフ金貨】は発売されていますが、この「FS(ファーストストライク)」鑑定は、1月中に発行元のUSミントから発送されたという証明がつき、未開封のまま鑑定会社に鑑定のために持ち込まれました【純金ウルトラハイリリーフ金貨】に付与されます鑑定となっているのです。

通常、コレクターは注文をした金貨が届けば真っ先に開けて中身を確認しますが、それを行った金貨は、この「FS(ファーストストライク)」鑑定を受けることが出来ません。

 

純金ウルトラハイリリーフ金貨】は、2009年1月中に約1万枚が発行されており、全てが未開封のまま鑑定会社に持ち込まれたとしましても最大の鑑定回数は1万回となりますが、現在までに確認されています「MS70 FS(ファーストストライク)鑑定」は1,681回となっており、NGC社はER鑑定(アーリーリリースという呼び方で同じ鑑定を行っています)は609回となっており2社併せましても「MS70 FS/ER」鑑定は2,290回しかありません。

 

2009年1月からすでに7年以上が過ぎ、未開封のまま保存されています【純金ウルトラハイリリーフ金貨】は殆ど存在していないと見られ、今後鑑定回数が増えるということは殆どないとみられます。

*増えるどころか再鑑定分のすり合わせが行われており鑑定回数はむしろ減ってきています。

 

即ち、供給には限界があり、これに対して需要は今後拡大していくとみられ、今の価格は高値である$5,100から29%程下落しておりますが、需要と供給の関係を考えればここまで下落する理由は全くなく、本来なら下落どころか上昇していましても何ら不思議ではなかったはずなのです。

 

今後市場の見直しが入れば、まずは先の高値である$5,100(今の為替で約59万円)を突破してくるでしょうし、その先には下げの倍返しである$6,600(今の為替で約76万円)を超え、その先には$10,000という水準も見えてきます。

 

現在の時価総額は、$3,600X2,290枚=8,244,000、円換算で9億5000万円程であり、仮に$10,000(円換算で115万円)となりましても時価総額は$22,900,000(円換算で26億円余り)しかなく、本格的な買いが入れば価格は一気に上昇する素地は十分あると言えるのです。

しかも、殆どの【FS(ファーストストライク)】金貨は資金的に余裕があるコレクターが長期保有しており、市場には差ほど多くの金貨が存在しておらず、数枚購入するのに【PL(プルーフライク)】金貨と同じく数週間かかることもあるのです。

 

今後、この2,290回の鑑定品を巡って争奪戦が起こることも想定され、【純金ウルトラハイリリーフ金貨 MS70 PL(プルーフライク)金貨】とどちらが早く$10,000を突破するか注目されます。

 

なお、現在、【純金ウルトラハイリリーフ金貨 MS70 FS】の在庫は払底しており、お求め頂けませんが、今後買取り等が出来ました際には、またショップにて御紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

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