日経平均17,000円攻防

投稿者: | 2016年03月24日 04:29

【日経平均】は17,000円を下回る度に、何度も買い上げが入り17,000円を超えていきますが、17,000円を継続して維持できないでおり、公的年金・日銀・投信等は期末を迎えて本腰を入れて買い上げをするのでしょうが、円高懸念もありファンドは逃げ腰となっているとも言われています。

為替は一ドル110円ー115円がレンジですが、今や112円台滞留時間が長くなっており、どちらかといえば110円台に近いところにおり、レンジ相場の下限とも言える「110円台」に持ち込まれるリスクが高くなっており、仮に110円突破となればレンジが100円ー110円となりかねず100円突破という事態も想定できる事態になるのです。

企業業績が悪化を続けており、このままいけばこの3月期は二ケタの減益になるかも知れず、そして来期は更なる悪化が見込まれる以上、株を買いあげることは「超過剰流動性相場」でも不可能と言えます。

日経平均17,000円が「天井」となるのかどうか。

日経平均は円相場次第ですが、市場のムードは110円突破という円高を見ているように見え、そうなれば当然日経平均は17,000円台が天井となり、来年度(4月)以降は下を見に行くことになります。

 

 

 

 

 

 

 

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