シャープの格付けが〈トリプルC〉となり、<トリプルC+>から一ランク格下げされています。
もはや後がない事態に追い込まれて来ており、ホンハイのどのような条件でものまないと会社を維持できない事態に追い込まれていると言えます。
最悪の場合、ホンハイは殆どお金を出さずにシャープを傘下におさめることになるかも知れませんが、そうなれば買収ではなく、救済となり、持参金付の買収となりかねずシャープの金庫は空っぽになるかも知れません。
月末の5100億円の借り換えは数ヶ月延期することで対応ができるでしょうが、土壇場でホンハイが金利をゼロにしろとか、債務免除を求めてくることも十分あり得、そうなれば金融機関はもう支援出来ないとなり、法的整理に持ち込まれましても何ら不思議ではありません。
ホンハイに交渉相手を絞ったことがことごとく裏目に出ていますが、シャープの交渉役がどちら側についているのか、今一度見極める必要があるかも知れませんが、今となっては「万事休す」となるのかもしれません。