先般、旭川西武が閉店を検討しているとの報道がありましたが、今度は岩手県花巻市にあります老舗と言われるマルカン百貨店が6月7日に閉店すると報じられています。
耐震性に問題があり、巨額の資金を投入しましても採算に合わないと判断されたのでしょうが、この耐震問題では多くの温泉地のホテル・旅館も同じような状況となっており、耐震工事費が出せないとして閉館するところも出てくると言われており、今後非正規労働者が多くを占める旅館・ホテルから年配のスタッフが解雇される事態が多くなるかも知れません。
今回のマルカン百貨店も閉店すればそこに勤める従業員は職を失う訳であり、地方で同じような仕事を探すことは不可能に近く、
それだけ経済が沈むことになりますが、都会での外国人による「爆買い」もピークを迎えており、今好調な都会のデパートも苦境に陥ることになるかも知れません。