経産省は1月の商業販売高統計を発表していますが、以下の通りとなっています。
商業販売高額 34兆7110億円 一年前に比べ -4.3%
<内訳>
卸売業 23兆2320億円 一年前に比べ -6.3%
小売業 11兆4790億円 一年前に比べ -0.1%
3ケ月移動平均では一ケ月前に比べ-1.3%となっており、3ケ月連続低下しており、末端の消費が3ケ月連続で落ち込んでいるのが分かります。
一月の小売り業販売高は、爆買い・福袋景気もあり上昇すると見ていたアナリストも多くいた(予想は+0.5%)ようですが、ふたを開ければ-0.1%となっており、今の末端消費が不振となっているのかわかります。
また卸売り業が6%を超えるマイナスとなっており、如何に物が動いていないかわかります。
企業業績が相次いで下方修正されていますが、今後更なる下方修正が続出するかも知れません。