報道(ソフトバンクのCDS急騰)

投稿者: | 2016年02月10日 12:39

ブルンバーグは、ソフトバンクの5年ものCDSが395ポイントに達しており、これは今年に入り140Basis ポイント

上昇しており、金融市場が日本で金融機関を除いて最大規模の大借金企業であるソフトバンクの信用力を警戒していると報じています。

このCDSは、昨年11月ごろは200Basis ポイントだったものが、今や395Basis ポイントにまで急上昇しており、如何に資金繰りに対して警戒しているかわかります。

以前から企業名を伏せてこの事態を指摘してきておりましたが、大手報道会社が報じ始めましたので、ここで会社名を記して解説しますが、今や世界の金融機関同士が資金回収に入っており、ましてやソフトバンクのような超借金企業は格付けも低く世界中の金融機関から借金返済を求められた場合、数兆円単位で返済を求められることもあり得るのです。

これは即ち「即死」を意味し黒字倒産そのものとなりますが、買収先ののれん代償却等を勘案すれば、果たして黒字になるのかどうかとなるのです。

東芝がWH社ののれん代を償却しない、するでもめているようですが、ソフトバンクもこの点でもめることを想定してCDSが売り込まれているとすれば、事態は厳しいことになります。