一気に365ドル急落

投稿者: | 2016年01月14日 09:37

ニューヨークダウは2日連続で値上がりしていましたが、昨夜はその値上がり分の倍返しとも言える急落を演じています。

1月7日 -392ドル
1月8日 -168ドル
1月11日 +52ドル
1月12日 +118ドル
1月13日 -365ドル

365ドル安という、1月7日に匹敵する急落を昨夜は演じていますが、相場の末期症状とも言える値動きの荒い状態が出てきているのです。

日経平均も昨日は500円近い動きをしていましたが、今日は一転400円から500円近い急落を演じることもあり得ます。

既報の通り、膨大な産油国マネーが逆流し始めている中、それに対抗して株を買う投資家はいるでしょうか?
また270兆円とも言われる運用資金が金融市場より消滅すれば、仮に1%が運用受託金とすれば年間で2.7兆円の収入が金融機関から消えることを意味しています。

これに売買する際の手数料を加えればいったいいくらの損失が金融機関に出るのか、想像するだけで恐ろしくなります。

今まで金融機関は規模を拡大することで我が世の春を謳歌してきていましたが、これからは一転凍死しないように我先に守りに入ります。

金融メルトダウンが静かに始まっており、いつ大暴落・大崩壊が起こるか分からない状態にあると言えます。

企業業績では、住友商事が決算予想を未定に修正しましたが、とんでもない事態に陥るかも知れません。
今の段階では公表できませんが、昨年半ばからしきりに噂されてきているある事態を公表する準備が進んでいるのかも知れません。

日本企業の業績はこれから赤字のオンパレードになるかも知れません。

 

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