先週は世界最大のオークション会社の副会長をはじめ部門のトップ等の相次ぐ表敬訪問を受け、その後は会食となりましたが、最高幹部とはもうかなりの付き合いでニューヨーク、ロンドンでも会食をしています。
来月初めからは2016年を占う上でも重要な最初の印象派・現代アートのオークションがロンドンで開催されます。
果たしてどのような結果になるのか楽しみですが、今の金融混乱の影響を受けてかなり悪化するのではないかと思っています。
今は金融混乱がはじまりつつあり、本当の危機はまだ来ていませんので売り手もオークション会社も強気でしょうが、本当の危機が襲来した時にはオークション会場でアナウンスがされるのです。
『下限見積もり価格を引き下げる』と。
これがアナウンスされれば危機はオークション会社に認識されたことになるのです。
かつて一度だけその場に遭遇しましたが、もの凄いバーゲン価格で落札されたのを覚えています。
そしてその後、価格は急上昇していったのも覚えています。
売り切る者が売り切れば株もそうですがあとは上がるしかありません。
今年いつ金融危機が起こり、いつオークション会社が見積もり価格を引き下げるのか。
注目するオークションが来週から始まります。