今日の日経平均は102円余り下落して終わり、3日続落となり、15,276円で終わっていましたが、市場では明日のアメリカの雇用統計次第では市場は大荒れになると警戒する向きが多くいます。
情報交換をしていますスイスのプライベートバンカーは、以下のように述べています。
『今の市場は余りにも不確定要素が多く、とても運用などできるものではない。
スイスの50年国債がマイナス利率などあり得ないはずだが、それが起こっている現実を見る必要がある。
スイスが50年後に存続している?誰が分かるのか?
私は既に殆どの株・投信を売り払い、少し【金・銀】を買っているが、これ位しか今は買うものがないのが現実だ。
すべてのファンドが【金】を買い向かえば一オンス1万ドルを超えても不思議ではない。
そんな馬鹿なことが想像できる今の市場は狂っているとしか言いようがない』
その【金】は先の高値付近である一オンス1,360ドル台で一進一退を繰り返していますが、ここで売り物をこなしており、明日の雇用統計次第では、一気に100ドル以上暴騰することもあり得ますし、また反対に50ドル以上急落することもあり得ます。
為替も一ドル95円までの円高もあり得ますし、また105円ということもあり得ます。
どちらに転びましても市場は大荒れになるのは間違いなく、世界中の投資家は明日夜発表されます雇用統計をじっと待っています。