日経平均が1300円を超える暴落を演じたことで、サーキットブレーカーが発動されています。
今までの楽観ムードが吹き飛んだ格好になっていますが、為替も一ドル99円割れ寸前にまで急騰しており、まさに大荒れの展開となっていますが、これは
このブログで何度も指摘してきたことであり、何ら驚くような事態ではありません。
イギリスのEU離脱濃厚という理由で暴落をしたと報じられていましたが、レンジ相場への意向が急激に起こっただけであり、この暴落が一過性ではなく、
今後長く続く下落の始まり(切っ掛け)となるだけだからです。
為替も一ドル80円台から120円台に無理に円安に持ち込んだ「咎」が出ているだけであり、今、アベノミクスの円安40円分の半分を失った訳であり、今後、す40円すべてを失って振り出しに戻るということになるのです。
そして無理に円安に持ち込んだ反動が出てくることになり、最悪の場合、一ドル60円台も覚悟しておくべきだと言えます。
そこまでいけば円買いエネルギーをすべて放出し、今度は猛烈な円安が襲ってくる筈ですが、問題はその過程で日本経済・日本の金融市場が破壊されることです。
楽観論に浸った個人投資家と企業は今後すべての財産を失うことになるでしょうが、反対に実物資産で資産を守った人はどのような混乱が襲ってこようとも
平然と事態を見守ることが出来ます。