2年来の安値に落ち込んだアップル株が示唆する変化

投稿者: | 2016年05月07日 09:31

最も広く投資家に保有されていると言われます【アップル株】ですが、今年に入り12%の下落を見せ、昨日は$92台にまで下落して終わり、2014年6月以来の安値となっています。

【アップル株】は、機関投資家等は必ず組み込まなくてはいけない株とされてきており、このため物凄い時価総額にまで買われていたものですが、今や徐々にその輝きは薄れ、今後業績の悪化もあり、更なる下落を予想する向きが多くなってきています。

ある機関投資家は、アップル株が下落すればする程、金が買い上げられるとしていましたが、この2つに共通するのは「広く保有されている」ということです。

いわば指標となっている訳であり、株が買われる時であれば『アップル』、実物資産が買われる時であれば『金』となり、今までは金融市場主義でもあり『アップル株』が買われてきていましたが、それも終わり、今後は実資産至上主義となり『金』が買われるという順番になると指摘する専門家が出てきているのです。

今や、マーケットが大きく変わりつつあると言え、今後今までのように株に投資してきた機関投資家や個人は損を拡大させ、いち早く実物資産に転換した機関投資家・個人は資産を守れるという時代が今後続くことを理解しておく必要があります。

それを示しているのが【アップル株】の下落と認識している投資家はすでに株式から資金を引き揚げ、実物資産に資産を移動させて行っています。

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