また三菱自動車か、という事件が発覚していますが、ここまで問題が起こる大企業も珍しいと言えますが、社長自らが「コンプライアンス徹底は難しい」と述べる以上、もはや会社の体質だとも言えますが、そしてこれが日本企業の「体質」だとも言われかねない事態になるかも知れません。
「スリーダイヤ」の名を持つ名門企業が偽装をやっていたとなるともはや救いようがなく、既にブルンバーグはこの問題を一面トップで報じている位、関心が高いからです。
そして、中小零細企業が起こす偽装であれば体制未整備問題で済みますが、上場大企業でコンプライアンス違反はそれは命取りになり上場廃止もあり得るからです。
実際には東証は大企業には甘く、これ位では上場廃止にはなりませんが、海外であれば、即、上場廃止となりましても不思議ではありません。