12ケ月ぶりに下回った東京デパート売上高

投稿者: | 2016年04月20日 08:30

日本百貨店協会が発表しました3月の東京地区のデパート売上高は1417億円と<-1.1%>となり、12ケ月ぶりの前年を下回ったと発表しています。
全国ベースでは一年前に比べ<-2.9%>の5,277億円となっています。

注目の「爆買い>ですが、免税売上高から見える姿は<爆買いは終わった>と言えます。
免税売上高は一年前に比べ<+13.2%>の157億円となっており、客数は<+31%>と大幅に増えていますが、客単価は<-13.6%>となっており、金持ちが買っていないことが分かります。
実際、最近、銀座に来ている中国人を見ていますと、明らかに高額品を買いそうもない風貌をした人が目立っておりブランド店には殆ど立ち寄りません。
また、恒例の5,400円で旅行ケースを買う中国人が減ってきているようにも見え、買い物をしなくなってきたのが明らかです。

12ケ月ぶりに減少した東京地区のデパート売上高は<爆買い>に頼ったつけが回ってきたのだと言えます。
今後、<爆買い>も消え、<日本人も消えた>となれば、デパートは恐ろしい程の売り上げ減少を見せるかもしれません。

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