財務省は、3月6~12日の海外投資家による日本株への投資は1兆5832億円の売り越しとなり、これで10週連続の売り越しとなったと発表しており、これは2005年の統計を取って最大の売り越し額となったとされています。
外人が10週連続して売り越しとなり更に最大の売り越しとなったことを軽く考えていては大きな間違いをすることになります。
何故なら、彼らは日本国債の格下げを読んでいるとも言えるからです。
今の格付けから「ネガティブ」への変更となれば、日本株を持つことが出来なくなる海外の年金ファンドも出てきます。
また、中東諸国のファンドも現金化のために日本株を売り続けていると言われており、今は公的資金等の買いで日経平均は高いですが、この買い支えが終われば果たしてどうなるでしょうか?