スーパーチューズデーを迎えて、アメリカ大統領選挙の大詰めとなっていますが、一般論調ではヒラリークリントン氏とドナルドトランプ氏となっていますが、ある国務省関係者によれば、東海岸のエスタブリッシュメント達は、大手新聞社を巻き込んで、トランプ氏を共和党候補から引きずり下ろすウルトラCを画策しているようで、仮にこれが成功しますと、トランプ氏は無所属候補として戦うことになります。
東海岸のエリート階層からすれば、「トランプだけは駄目」となっており、そのためにはあらゆる手段を使ってトランプ氏を引きずり下ろすとなっており、今や東海岸の新聞等のマスコミを使ってトランプ氏を攻撃しています。
ただ、今やトランプ氏を攻撃すればするほど支持がトランプ氏に集まるようになっており、もはやお手上げ状態になりつつありますが、最後のウルトラCは残っており、これを使えばトランプ氏は共和党候補ではなくなります。
そしてそうなればトランプ氏は無所属で大統領選挙を戦うことになりますが、これは共和党にとり諸刃の剣であり、下手をしますと共和党が空中分解するリスクをはらんでいるとも言えるのです。
今、ブルンバーグ元NY市長が無所属で大統領選挙に出てくるとも言われており、そうなれば大統領の有力候補者が無所属となりかねないからです。
そして民主党・共和党にとり悪夢のようなシナリオは、トランプ氏とブルンバーグ氏が組んでトランプ大統領、ブルンバーグ副大統領となれば、全米はこの2人を圧倒的に支持することになりかねないのです。
トランプ氏とブルンバーグ氏は同じNY市を基盤としており、お互いを良く知っており、かつ実業家同士でもあり、この2人が既存の政党に縛られない形で組めば、アメリカは2大政党制ではない、新しい形の政治体制に移行することもあり得るのです。
トランプ旋風がアメリカの政治体制までも変えることになるかも知れません。