朝日新聞社が行いました全国世論調査(電話)では、安倍内閣の支持率は38%で11月の44%から6ポイント下落し、不支持率は42%と前回の36%から6ポイント上昇しています。
38% 対 42% と僅差ですが、問題は今後更に落ち込む要因しかないことです。
唯一、上昇するとすれば、北朝鮮がミサイルを打ち上げ、アメリカが北朝鮮を限定攻撃し、戦時ムードになることですが、これはアメリカも同様であり、トランプ大統領が危機を演出するためにあえて北朝鮮を挑発しているとも言えます。
ただ、どこまで北朝鮮が本気か分かりませんし、アメリカも北朝鮮からの反撃を軽く見て、本筋を読み違えれば、韓国や日本にミサイルの嵐が降ることもあり得、そのリスクをどう見るかとなります。
*北朝鮮は短距離・中距離ミサイルは数百発所有しているとされており、それが韓国・日本に降り注げば被害は甚大となります。
また、このまま北朝鮮が不発の場合は、安倍内閣の支持率が30%を割りこみ20%台になるのは避けられず、政権としては解散を打てない状況に追い込まれることもあり得、果たして安倍総理はどう出てくるでしょうか?
「桜は正月明ければ散る(終わる)」と政権側は述べているようですが、反対に下手すると満開になることもあり得、そうなれば菅官房長官も「令和おじさん」人気から一時は次期総理筆頭候補だったものが、今や「反社おじさん」になり、もはや次なる総理の目がなくなりつつあり、菅官房長官からすれば「しりぬぐいばかりやらされてきて自滅するとは」と怒り心頭かも知れず、そうなれば今の<菅ー二階ライン>が反逆し、安倍降ろしに入るかも知れません。
この場合、次なる総理はワンポイントとして菅官房長官となり、その次に本命を持ってくるとなるかも知れませんが、菅官房長官は政治をよく知っており、案外長期政権となるかも知れません。
ただ、内閣支持率が低迷したままでは政治は出来ませんから、総選挙をして勝負に出てくるかも知れません。
政界は一寸先は闇となりつつありますが、北朝鮮によるクリスマスミサイル”発射プレゼント”はあるのかないのか?
それかお正月に”お年玉”としてミサイル発射があるのかどうか?
年末年始に9連休と浮かれている日本人ですが、とんでもない事態になるかも知れません。