危険なドイツ銀行株価

投稿者: | 2019年06月04日 09:00

このブログでも何度も取り上げています【ドイツ銀行】株ですが、今や6ユーロを割り込む惨状を示してきており、かつては100ユーロしていた株とは信じられない株価になってきています。

色々な疑惑が取り沙汰されておりこのままいけば、破綻処理とならざるを得ないはずですがでは救済は?

どこも疑惑満載の【ドイツ銀行】を救済合併するようなお人好しの金融機関はなく、資金繰り難で破綻する道を歩むかも知れませんが、【ドイツ銀行】はとてつもない大きな銀行であり、”大きすぎて潰せない”ではなく、”大きすぎて救えない”もある訳であり、世紀の銀行破綻が近々に見られるかも知れません。

世界最大規模の破綻となるでしょうが、【ドイツ銀行】は言い方は悪いですが、世界のデリバティブのゴミ箱とも言われており、その”ごみ”の時価総額は200兆円とも300兆円とも言われており、これだけの損を一体どのようにして処理するのか?となります。

日本の国家予算が100兆円であり、その2倍から3倍の損を誰が負担出来るというのでしょうか?

更に厄介なのは、【ドイツ銀行】が直接関わるデリバティブが200兆円から300兆円であり、間接的に関わるデリバティブはその10倍以上あるのではないか?とさえ言われているのです。

2000兆円?

天文学的数字ですが、世界の金融市場はあり得ない金融商品を売り買いして利益のかさ上げを行ってきており、そのかさ上げが【ドイツ銀行】破綻で表面化するかも知れないのです。

株の大暴落は当然としても、世界中で銀行が開かないという事態も想定される訳であり、日本では【みずほ銀行】がその最有力となります。

既に【みずほ銀行】の株価は急落してきており、世界中の機関投資家は【みずほ銀行】破綻を織り込んでいるのかも知れません。

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