香港市場上場の【中国雨潤食品集団】の子会社である【雨潤食品】は昨年利率6.45%にて発行した5億元(約90億円)分の社債の償還に失敗し、デフォルトが発生していると経済ニュースは報道しています。
昨年10月の危機は乗り切ったとされていますが、今回は「命運が尽きた」と報じられており、今後本体会社の経営破たんにつながるのかどうかとなります。
利率6.45%ということは、ジャンク債の利率そのものであり、今後ジャンク債の本格的な「整理」に発展すれば、弛緩しているジャンク債市場が大崩壊する切っ掛けになるかもしれません。