今、中国では全人代が開催されるとして多くの注目を浴びていますが、中国人の中では実は6月15日・16日をより注目する人が多くいます。
6月15日 習近平国家主席の誕生日
6月16日 上海ディズニーランド開園日
この2日間が極めて重要な日になるとされているのです。
これは習近平国家にとっても、そして反習近平国家主席派にとっても、です。
汚職・不正蓄財等を追及されてヘキヘキしている反習近平国家主席派にとっては、6月16日の上海ディズニーランド開園日にテロを起こせば、習近平国家主席の顔に泥を塗ることが出来ますし、習近平国家主席としてはこのイベントを成功させることで威信を更に高めることが出来ます。
このテロは上海ディズニーランドではなく香港市内で起こりましても一国二制度をとる中国・香港であり意味があります。
即ち、広大な土地どこで大規模なテロが起こりましても不思議ではないのです。
勿論、習近平国家主席としても最大の警備をするでしょうが、ここで問題は今までは香港では人民解放軍は表だって見えていない存在だったものが、テロ警戒として表舞台に登場することです。
香港の裏側に潜んでいた人民解放軍が治安維持活動のために表舞台に登場すれば香港人はどうなるでしょうか?
また、ある中国人は香港にとんでもないシナリオもあると述べていましたが、6月15日・16日に向けて香港・上海の緊張は高まるのは避けられません。