3.8%も減少したブラジルGDPとブラジル国債

投稿者: | 2016年03月04日 05:14

経済・金融危機に陥りつつありますブラジルですが、2015年のGDPが発表になり、マイナス3.8%となっています。

今、ブラジルは過剰債務問題、過剰設備問題、汚職の拡大、大統領の不人気(一時は支持率8%とも言われていました)等々、とてもオリンピック開催国とは思えない状態になっており、このままオリンピックが過ぎれば、今度はオリンピック景気が終わる訳であり、どこまでGDPが落ち込むか、そこが見えない状態になります。

中南米最大の経済圏を持つブラジルは危機に陥れば、世界の金融機関のみならず日本の企業も大打撃を受けます。

すでにその一部が表面化してきており、近々に発表になるかも知れません。

ブラジル国債は高利回りとして毎月分配型ファンドに組み入れられており、多くの日本人、特に年金受給者が所有していると言われており、これがデフォルトするようなことがあれば大混乱するのは避けられません。

ジャンク債になりつつあるブラジル国債が果たして生き残るでしょうか?

 

 

 

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