昨年1年間におけるパソコンメーカー各社の出荷台数シェアは、
調査会社であるガートナー社の発表では、2017年の世界のパソコン市場のメーカー別シェアは以下の通りとなっており、日本メーカーは上位5社に入っていません。
1位 21% 米HP
1位 21% レノボ・グループ
3位 15.2% 米デル
4位 7.4% 米アップル
5位 6.8% 台湾エイスース
6位 6.5% 台湾エイサー
かつては日本メーカーが上位に食い込んでいましたが、今や見る影もありません。
このような状況を見ても、「まだ日本は強い」と言っている人がいますが、今後、車市場でもEVシフトに遅れている日本はこのパソコン市場のように淘汰されるかも知れません。
今や世界はエコではなく、炭素ゼロ社会に向かっており、CO2削減ではなく全廃なのです。
HV(ハイブリッド)ではダメとなっているのを全くわかっていません。
この点を日本メーカー、日本政府ははき違えており、将来、とんでもない失敗だったと分かった時には時既に遅し、となっている筈です。
このうち、HP、デル、アップルの米3社は1年前から伸びたが、それ以外の中国・台湾3社は、いずれも減少した。
ガートナーによると、パソコン市場は、上位メーカーへの集約が進んでいる。例えば、2011年時点で、上位4社の合計シェアは45%だった。これが昨年は64%に拡大した。