今回の歴史的会談(ローマ法王とロシア正教会主教)は会談場所がキューバとなっており、ロシア主導で行われたのは明らかですが、これに猛反発しているのが【ウクライナ東方カトリック教会】です。
今回の会談につき、スビャトスラウ高位大司教のインタビュー形式の声明で、『プーチン大統領に近い総主教が政治化した』と非難し、共同宣言を『ロシア側の影響下で起草された』と発表しています。
ロシア正教会はロシア・アメリカ・フランスの影響力が強いとされており、これにローマ法王が加わるとなると世界の宗教関係の影響図が一変します。
これに危機感を覚えたのが【ウクライナ】であり、今後【ウクライナ】はどこからも相手にされない恐れが出てきているのです。
また、ロシアが宗教を絡めて世界を一変させるような動きをしたことは、世界政治の中で驚きをもって受け止められており、ロシアの影響力が今やアメリカをしのぐようになってきていることを認識しておくべきだと言えます。
世界は1000年にもわたる「宗教対立」を解消させたプーチン大統領恐るべしとなりつつあります。