名古屋の「丸栄」ですが、売上を14.2%も減額修正しており、純益は赤字に転落すると発表しています。
売上 予想 225億円 > 修正後 193億円(-32億円:-14.2%)
営業利益 予想 2.2億円 > 修正後 -4.5億円(-6.7億円)
経常利益 予想 9000万円 > 修正後 -5.6億円(-6.8億円)
純益 予想 1000万円 > 修正後 -8.6億円(-8.7億円)
極めて厳しい状況に直面していることが分かりますが、同時に発表されました他社の内容もそれはひどい状況になっています。
*J フロント 純益 3%減益へ
*ファーストリテイリング 9月売上高 -3.4%
今や消費関連企業の業績がガタガタになってきたと言えますが、ここまで金融緩和をしてこの有様であり、今後アメリカ経済不振の直撃を受ける日本は輸出面で打撃を受ければ、マイナス成長に落ち込みましても何ら不思議ではありません。
*日本は既報の通り、貿易黒字はアメリカから稼いでいます。
既に日本の税収は落ち込み始めており、財務省は4-8月の国の税収が一年前に比べ-4.2%減少の12兆8704億円となったと発表しているのです。
予算は税収が増えるという前提で組まれていますので、このまま税収の悪化が続けば歳入不足に陥ることもあり得ます。
日本の景気は今や失速というレベルではない状態に落ち込み始めているとも言えます。