7月5日にロンドンのクリスティーズオークションにて個人が1959年から1968年まで買い集めていた【レンブラントエッチング コレクション】が登場します。
今から57年~48年前に購入されていた作品ですが、見積段階で購入価格の25倍から300倍という見積もりがされています。
事例
購入価格
£500 → £ 150,000 (300倍)
£450 → £ 120,000 (266倍)
£1800 → £ 80,000 ( 44倍)
£2800 → £ 70,000 ( 25倍)
£480 → £ 70,000 (145倍)
£410 → £ 15,000 ( 36倍)
£ 60 → £ 10,000 (166倍)
上記は一例ですが、購入された当時はここまで値上りするとは思っても見なかったはずですが、付き合っていたディーラーは入手できる最高の状態の
物を選んでオファーしていたようで、状態は完璧なものが多くあります。
(ただ、ステージがコレクターが最も入手したいものではなく、このため価格も控えめになっている作品も多くあります)
実物資産で価値が出るのは最高の状態のものであり、勿論それは高いのですが、今回のように物凄い価格となって戻ってくるものなのです。
50年程の間に最高300倍もの評価を受ける資産などそうあるものではありませんが、【絵画・ダイヤモンド・稀少コイン・宝石】などは長期的にはいずれも値上りをしており、長期で実物資産を保有することが如何に大事か教えてくれます。
勿論、50年間保有し続けることなど普通の人には無理ですが、今回香港でプライベートクラブに招待してくれました実業家(超富裕層ですが)は、100万円以上します時計を高校を卒業した子供にプレゼントしており、資産を守るためには子供の頃から良いものに触れることが如何に大切か教育しているのを目の当たりにしました。
日本では50万円以上の時計を高級と報じていますが、世界的富裕層の間では1,000万円(10万ドル)以上を高級時計としており次元が違いますが、
未成年の子供には100万円程の時計が丁度良い「スタート」としているのです。
中国・香港の富裕層の生活や考えは日本人とは桁が違いますが、今、増え続けています中国の富裕層の考えは今後世界の実物資産の価値を大きく変えていくことになるはずです。