外資の撤退(53店舗閉鎖)

投稿者: | 2016年05月20日 10:55

米衣料品大手ギャップは、リストラの一環として、カジュアル衣料店「オールドネイビー」の53店舗すべてを閉鎖して日本から撤退すると発表しています。
2012年に日本に進出して4年余りで撤退することになったものですが、事業の中心は<中国・メキシコ・北米>となるようで、中国は引き続き展開するとなっています。

今、値上げしたユニクロの苦境からもわかりますが、日本の低価格帯ファッションは大きな転換期を迎えており、日本人の目はより低価格に向かっており、中堅のファッションは売れなくなってきているのです。

今後、日本は主に外国系の「高級」とスーパー系の「低級」の2つしか生き残ることが出来ない市場となるでしょうが、ワールドのように大急ぎでブランドの整理・店舗の閉鎖を進めいち早く黒字に転換したころもあり、生き残りをかけて世界的にリストラが始まることになります。
銀座に長年ありました日本の高級婦人服専門店も銀座から撤退しており、チェーン展開をしています大手すし店も銀座で一店舗閉店をしており、経済の異変に気付いた企業はいち早くリストラを行っています。

ニューヨーク、東京の「異変」を見ていれば今の景気が良いのか悪いのか統計を見なくてもわかります。

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