日経平均は円安を好感して上昇していますが、売買代金は1兆8027億円と2兆円を遥かに割り込んでおり、マザーズ市場に至っては454億円と2013年4月12日以来3年振りの低水準にまで売買代金が落ち込んでいます。
日経平均ETFへの買い支えもあり、積極的に売り込む投資家もおらず、かといって買い上げる理由もなく、結果、目先のファンドの買い上げで指数だけがするすると上昇していったというのが今日の相場と言えます。
円安が進んだと言いましてもまだ102円台であり、100円ー105円レンジの中間にあり、特に円安が進んだとは言えず、レンジ相場の中での売り買いがされているというのが実情だからです。