東証一部の時価総額は467兆5996億円となっており<基準>の500兆円から徐々に離れていっており、今日は金曜日でもあり、かつ投票日前でもあり、かなり買い上げが投入されるでしょうから、日経平均も上昇し、時価総額も増えるでしょうが、500兆円までは無理だと言えます。
反対に、円高次第では日経平均は売られる展開になる可能性もあり、そうなれば時価総額は450兆円台になり500兆円時に比べ<50兆円>余り減少することになります。
この<50兆円>の富が減ったということは極めて重大であり、今後企業の業績にも影響を与えますし、個人の含み損から消費減少、そして年金運用面でのマイナスとなり、日本経済に深刻な影響を与えることになります。
アベノミクス相場が終焉したとなれば、日経平均は13000円、12000円と落ちていき、円相場も一ドル100円から90円、80円となり、
元に戻っていき、最悪の場合、日経平均は1万円割れ、円相場は70円突破という事態も考えられるのです。
その時、時価総額は400兆円を下回っている筈であり、500兆円時代より100兆円以上、即ち、国家予算以上が「消滅」することになるのです。
日本経済は深い「闇」に入り込み始めたかも知れません。