スイスのビジネススクールIMDが30日公表しました【2016年の世界競争力調査】では日本は26位となっており、トップはなんと香港となっています。
以下はトップ10
1位 香港 (前年2位)
2位 スイス(前年4位)
3位 アメリカ(前年1位)
4位 シンガポール(前年3位)
5位 スウェーデン(前年9位)
6位 デンマーク(前年8位)
7位 アイルランド (前年16位)
8位 オランダ (前年15位)
9位 ノルウェー (前年7位)
10位 カナダ (前年5位)
これをみますと、ヨーロッパがかなり「優遇」されているのが分かります。
なにせ、ヨーロッパの国が6ケ国も入っているのです。
香港は旧イギリス領であり、ヨーロッパ系としますと、トップ10に7ケ国も入るという状態になっているのです。
因みに、ドイツは12位、台湾は14位、マレーシアは19位、中国は25位、韓国は29位となっていますが、ドイツが12位というのも理解できませんし、香港がトップというのも理解できません。
更には、北欧諸国も上位(5位、7位、9位)になっており、一体何を基準にしたのか?とも言えます。
これも一つの調査ではありますが、その調査の傾向(偏向)を見ておく必要もあると言えます。