今回の伊勢志摩サミットに対して海外のマスコミから異常な程のバッシングを浴びています。
これは一体どうしたことでしょうか?
一説では600億円以上かけて実施されたサミットですが評価する声が全くという程聞かれないのは今回のサミットが実際には意味がなかったことだと
世界中が思っているからかも知れません。
ファーストレディーも新婚旅行にきたカナダのトルドー首相夫人しか来なかったのもそのためだとも言われており、トルドー首相夫妻は夫婦でジョギングを楽しんだりしていて新婚旅行を満喫して戻っていったようですが、他の首脳は一体何をしに来ていたのか?となっているのです。
以下の海外の報道をご覧ください。
FT(イギリス)紙 :世界経済が着実に成長する中、安倍氏が説得力のない2008年との比較を持ちだしたのは、安倍氏の増税延期計画を意味している
BBC(イギリス): G7での安倍氏の使命は一段の財政出動に賛成するよう各国首脳を説得することだったが、失敗した
ルモンド紙(フランス): 安倍氏は深刻なリスクの存在を訴え、悲観主義で驚かせた。自国経済への不安を国民に訴える手段にG7を利用した
CNBC(アメリカ) : 余りにも芝居がかっている。増税延期計画の一貫
新華社通信(中国) : 膨大な財政赤字を抱える日本が他国に財政出動を求める資格があるのか?
これは毎日新聞が報じている内容ですが、ここまでけちょんけちょんにけなされるサミットも過去例がないかも知れません。
外務省は海外メディアの報道を本省に報告せよとの訓令を在外公館に出しているはずですが、在外公館は苦慮しているかも知れません。
何せここまで主要メディアがけなしている以上、地元の小さい新聞社も伊勢志摩サミット擁護報道などできるものではないからです。
今回のサミットは日本が政治的に利用したと他国が捉えており、今後のサミットのあり方に一石を投じることになるかも知れません。