日経平均は56円余り上昇して終わっていましたが、値上がり銘柄数は全体の38%である742銘柄しかなく、1099銘柄が値下がり(変わらずは109銘柄)となっていました。
即ち、日経225銘柄を引き上げたために、日経平均は上昇した訳ですが、では買い上げに利用される【ファーストリテイリング】はどうだったでしょうか?
ファーストリテイリング -350円(-1.23%)終値 28,150円
日経平均買い上げも入っていた筈ですが、それを上回る売りが【ファーストリテイリング】株に入っていたために値下がりしていたのですが、今や業績不振に直面しており、特にアメリカ部門は不振と言われていましたので、土曜日午後にニューヨークの5番街の旗艦店に行ってきましたがやはり店内は閑散としていました。
近くのH&MやZARAと比べ明らかに客が少なく、しかも買っている客もまばらでこれで5番街の超バカ高い家賃は到底出ないことはわかります。
スタッフも手持ち無沙汰で商品の整理をしていましたが、土曜日の午後でこれでは話になりません。
また5番街でいち早く閉店した「ジューシークチュール」店は未だ空いたままであり、一体どうなっているのかと思えますが、アメリカの消費が急減速してきており後を埋める店がいないのかも知れませんが、そのような中、日本の安売り店であるユニクロが賑わうはずがありません。
また今日は高島屋・三越・伊勢丹株も下落し揃って安値を更新してきており、特に【三越・伊勢丹】株はあと17円下落すれば(今日は15円下落)1,000円の大台を割り込むところまで下落していました。
爆買いで注目の【ラオックス】株は今日は一気に10%余り急落し100円大台を割り込み97円まで値下がりしていましたが、この下落は予想通りの展開であり、今後中国ツアー状況次第では再度経営破たんという事態もあり得るかも知れません。
今や消費関連が総崩れ状態になってきており、日本の景気に赤信号が点灯していると言えます。