シャープを買収するホンハイ精密工業が、シャープの国内外グループ従業員約4万3000人のうち、最大7000人を削減する検討に入ったと報じられています。
当初は削減は3000人規模とも言われていましたが、猛烈な勢いで悪化する業績を前に7000人規模の削減になるもので、今後の状況次第では1万人以上の削減になるかも知れません。
また買収は6月末までとされていますが、ここまで業績が悪化して果たして本当に買収が実行されるのかどうかも注意しておくべきだと言えます。
何故なら債務超過ということは株券の価値はない訳でありこれに数千億円を払い込む意味がないからです。
シャープの業績が悪化し続ければ、買収そのものが消滅することもあり得るということを頭の片隅に入れておくべきだと言えます。