日経平均は上昇して終わっていましたが、値下がり銘柄数は925となっており値上り銘柄数である898銘柄を上回っていました。
(変わらずが128銘柄)
即ち相場としては値下がりしていたことになりますが先物主導で買い上げが入り上昇して引けたもので、日経平均が上下300円近く動いたにも拘わらず、売買代金は2兆1713億円余りしかなく、出来高も20億6771万株と少なく、いわば真空地帯の中を動いていたのが分かります。
日経平均を引き上げなくてはいけないという「力」が働いたもので、ここまで上昇させる意味がどこにあったのかですが、日産の三菱自動車への出資ではそこまで買い上げる必要もなく、では一体何があったのでしょうか?
悪い材料を隠すために相場を引き上げることが日本ではありますので、オリンピック招致汚職問題なのか、それとも他の材料が潜んでいるのかわかりませんが、注意しておくべきかも知れません。