三菱自動車の燃費データ問題では、違法測定が軽自動車だけではなく、普通乗用車、大型四駆にまで広がり、ほぼ全車種に及んでいたと朝日新聞は報じており、もはや自動車メーカーとして存続できるのかどうか、という次元になっています。
既に他のマスコミは15%以上燃費が違っている事例も出てきているとしており、今後販売中のすべての車種で燃費偽装が行われていたと認定された場合、消費者の反発から三菱自動車は車を売ることが出来ない事態に陥ることもあり得、倒産するか買収されるしか生き残ることが出来ない事態になるのでしょうが、全車種で仮に燃費が想定より悪いとなれば、誰もそのような企業を買うものはおらず、結果、廃業という最悪の事態に陥ることもあり得ます。
また海外に輸出していた車の燃費も偽装していたとなれば、刑事事件になることもあり得ます。
今回の偽装問題は経営陣が知らなかったとなっていますが、ほぼ全車種で偽装が行われていたとなれば、知らないはずがないとなり、今後経営陣は厳しい立場に立たされることになるかも知れません。
天下のスリーダイヤが中国や韓国企業に買収されるのなら、自らの手で”廃業させる”という選択肢もあります。