アメリカの太陽光発電大手の【サンエジソン】は、ニューヨークの連邦破産裁判所に米連邦破産法11条の適用を申請し、負債総額161億ドル、円換算で1兆7500億円で倒産しています。
シェール関連では倒産は知られていましたが、原油安の影響で太陽光発電システム会社は競争力を無くしたもので、今後も太陽光発電等の再生エネルギー関連企業の倒産が相次ぐのは避けられません。
今回のような事例もあり、今やジャンク債市場は金融緩和下にありますが、どれが倒産しても不思議ではないとも言われており、
リスクを忘れて単に「高利回り」としてジャンク債を買った投資家は、ほぼ元本を失うことになります。
株式も社債も(国債も)破たんすれば紙くずになるのが金融市場であり、今後この紙くず化のリスクが認識され始めれば、金貨・ダイヤモンド・絵画等<実物資産>への見直しが一段と増すことになります。
昨日の「隕石」価格のオークション落札価格の急騰などはその影響を少なからず受けていたとも言えます。