日経新聞は、東芝の家電部門(白物)が中国の美的集団(広東省)に売却される見込みであると報じています。
これでシャープは台湾、東芝の家電部門は中国となり、中国のいう台湾も中国のものであるとすれば、中国はシャープも東芝も家電部門を傘下におさめることになります。
今や家電部門で儲け頭は中国人向け「炊飯器」とも言われており、これを手に入れることを中国は狙ったとも言えますし、その他の家電部門もシャープと東芝の技術を手に入れることが出来れば、今の炊飯器・温水便座に始まる「爆買い」を手に入れることが出来ます。
北京や上海等の空気は汚く、日本製の空気清浄機を手に入れることが出来ますし、更にラオックスのように始めは日本資本でしたが、事実上経営破たんし香港資本が買収し、再生したラオックスは今や銀座に2店舗を持ち、飛ぶ鳥を落とす勢いとなっており、そこで売られているのは日本製の炊飯器等となっており、見事に「爆買い」の恩恵を受けていま。
今の「爆買い」を裏で演出しているのではないかと思える程の戦略成功となっており、シャープ・東芝(家電部門)の買収は日本の家電部門総支配の前触れかもしれません。