半年ぶりに減少した中国新車販売と中国の消費

投稿者: | 2016年03月10日 08:28

中国自動車工業協会が10日発表しました2月の新車販売台数は、一年前に比べ<-0.9%>の158万1000台となり、2015年8月以来の減少となっています。

減税で新車販売台数を引き上げていましたが、息切れしたのではないかと言われており、政治の季節も終わり、そろそろ中国経済は実態悪を見せてくるのではないでしょうか。

昨夜のTV番組で中国鉄鋼業界の惨状を報じていましたが、ここでは驚くべき事実が報じられていました。

操業が止まり従業員も解雇されていながら会社は「生きている」。

即ち、不良債権化を避けている姿です。

従業員は職を失い、会社も閉鎖されていながら、不良債権とはなっていないのです。

実体経済の悪化は日々進んでおり、民間からは数百万人の解雇も今後想定されており(更に人民解放軍からも数百万人規模の解雇も想定されています)、いつまでも中国の消費が安泰ということはあり得ません。

 

 

 

 

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