中国自動車工業協会が10日発表しました2月の新車販売台数は、一年前に比べ<-0.9%>の158万1000台となり、2015年8月以来の減少となっています。
減税で新車販売台数を引き上げていましたが、息切れしたのではないかと言われており、政治の季節も終わり、そろそろ中国経済は実態悪を見せてくるのではないでしょうか。
昨夜のTV番組で中国鉄鋼業界の惨状を報じていましたが、ここでは驚くべき事実が報じられていました。
操業が止まり従業員も解雇されていながら会社は「生きている」。
即ち、不良債権化を避けている姿です。
従業員は職を失い、会社も閉鎖されていながら、不良債権とはなっていないのです。
実体経済の悪化は日々進んでおり、民間からは数百万人の解雇も今後想定されており(更に人民解放軍からも数百万人規模の解雇も想定されています)、いつまでも中国の消費が安泰ということはあり得ません。