今日の日経平均は140円余り下落し16,642円で終わっていますが、一時は16,500円割れの16,494円まで下げていました。
そこから防戦買いが入りなんとか終値では16,500円を割り込むような動きは阻止していました。
次第に円高が進む中、じわりじわりと売られる展開になっており、明日以降一ドル112円半ばを突破するようなことがあれば、日経平均は終わり値で16,500円の防衛ラインを割り込みかねませんが、実際のところ、一ドル112円半ばを維持できるどうかは極めて微妙であり、終値で日経平均16,500円割れは覚悟しておいた方が良いかも知れません。
ひとえに為替相場次第ですが、一ドル110円ー115円レンジ相場のいわば下限とも言える「110円」に接近してきており、この先一気の円高にはならないと思いますがファンドの動き次第では警戒は必要と言えます。