北海道北部唯一のデパートとなっている「旭川西武」が閉店する検討を始めたと報じられています。
2010年には130億円あった売り上げが2015年には107億円まで減少しており業績不振となっており、経営資源を都市に集中した方が良いとの判断でしょうが、親会社がセブンアイであり、スーパー・コンビニの厳しい視点で採算を判断すればやっていけないとなってきているのかも
知れません。
今やデパートは都会での外国人による「爆買い」がなければやっていけない状態になってきており、店舗によっては免税売り上げが30%を占めるようになってきているところも出てきていると言われているのです。
地方でこのまま売り上げが減少し赤字を垂れ流すより都会で集中的に投資を行い利益を上げた方が良いと判断するのも当然といえば当然であり、
今後西武系デパートをはじめ大手デパートチェーンは地方で閉店が相次ぐかも知れません。