ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、中国の長期債務格付けの見通しを現在のAa3(上から4番目)「安定的」から、格下げの可能性がある「ネガティブ」に変更したと発表しています。
今後3ケ月以内、即ち6月頃には格下げが実行されることになるのでしょうが、格下げが実行されれば人民安になりますから、中国は大手を振って人民元安に誘導が出来ます。
先のG20ではあからさまな通貨安誘導はできないことになりましたが、格下げを受けた上での通貨安なら問題はないとなります。
6月にかけて世界の通貨安戦争が勃発するかも知れません。