シカゴ購買部協会が公表しました2月の景気指数(PMI)が47.6と1月の55.6から急悪化したと発表されています。
これは製造業の悪化を如実に示す指標であり、アメリカ経済はオバマ大統領がいう程良い状態ではないということが数字でも出てきたと言えます。
今、トランプ氏への支持が続いているのも国民が景気回復を実感しておらず、不満が高まっていることに原因があります。
またトランプ氏は4回も破産しているにもかかわらず、今や6000億円もの資産を構築し、こうして大統領候補として復活してきている姿を見て、「アメリカンドリームの再現者」としてトランプ氏を通じて自分の夢を見ているのです。
彼なら自分に夢を与えてくれるのではないか、と。
また毒舌も計算された毒舌であり、「悪名は無名に勝る」を見事に実践しており、無名のまま散っていった他の候補を見ればトランプ氏の戦略が良く分かります。
今、アメリカのマスコミはトランプを引きずり下ろすために躍起になっていますが、これは極めて異例であり、それだけ危機感が強いのだと思いますが、一般国民からすれば、そのような集中砲火を浴びながらも耐えて前に進む姿を見てトランプ氏にエールを送っているのです。
トランプ氏は最終的には共和党ではなく無所属として出馬するかも知れませんが、それでもかなりの支持を集めるはずであり、今年の大統領選挙は異例の展開になるのは避けられません。