原油価格は再度一バーレル30ドルを下回ってきておりこれもありNYダウは300ドル近い急落を演じていますが、イギリスではBPが膨大な赤字を出しており、FT指数も急落して終わっています。
今や世界中で原油安の悪影響が出てきており、どこかで大きな「破壊」が起こるかも知れません。
それを暗示しているのが金(ゴールド)の上昇です。
じわりじわりと上昇してきており、かなり腰の入った買い上げが起こっているのが分かります。
金融崩壊・破壊が起こり始める際には、それまで売られてきた実物資産が買われるのはリーマンショックの後を見ればわかります。
今後、今まで売られてきた金等の実物資産が急騰を演じることがあれば、危機は迫ってきていると言えます。
これはしばらく停滞を見せていた稀少金貨価格の上昇をもたらします。
市場は次第に株売り・実物資産買いに転換し始めているのかも知れません。